フランスの自動車大手、ルノーは9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、新型『メガーヌ』を初公開した。
新型は、激戦区の欧州Cセグメントにおいて、顧客へのアピールを強化するために、個性的なデザインを追求。ルノーの最新デザイン言語が導入された。具体的には、最上級車の新型『タリスマン』と共通イメージのヘッドライトを採用。C型のヘッドランプが、バンパーに回り込んだデザインが特徴。
新型のボディサイズは、現行比で、全高が25mm低い。トレッドはフロントが47mm、リアが39mm拡大。ホイールベースを28mm伸ばしつつ、オーバーハングを短縮し、スポーティなルックスを実現した。
トップグレードが、GT。高性能部門の「ルノースポール」によって、インスパイアされた外装デザインを採用する。フロントバンパーは、専用デザイン。大きな開口部とメッシュ仕上げのグリルが特徴となる。リアバンパーも専用。F1マシンがモチーフのスポイラーをはじめ、2本のクロームエグゾーストが装備された。
足元には、ルノースポールが開発した18インチアルミホイールを装着。ボディカラーは専用のアイアンブルーが用意され、ボディの一部がダークメタル仕上げとなる。
ルノーはフランクフルトモーターショー15において、新型のパワートレインを発表。GTのガソリンエンジンは、「TCe205」を搭載する。最大出力は205hpと公表された。トランスミッションは、7速デュアルクラッチ「EDC」を組み合わせている。