長野県東御市にある道の駅雷電くるみの里で9月13日、「昭和の名車まつり」が開かれた。同道の駅オープンの翌年からスタートしたイベントで、東信地方の旧車好きでつくる「カードリームオーナーズクラブ」の協力。
今年で11回目となり、1都9県から135台のクラシックカーが集結。その中で、16台が参加した日産『フェアレディ』を写真蔵でお届けする。
ダットサンブランド時代のSP310型は、直列4気筒G型1500ccエンジンを搭載し、当初は横向きの後部座席が備わるというユニークな3人乗りだった。SR311型となったフェアレディ2000は、ソレックスキャブレター2基を備えた直列4気筒SOHC2000ccのU20型エンジンとポルシェタイプシンクロの5速トランスミッションを搭載して、レースなどで活躍している。
そして旧車イベントではおなじみの『フェアレディZ』。モノコックボディに四輪独立懸架を備え、SOHCのL20型を搭載。「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」の「432」は、DOHCのS20型を搭載した最強グレードだ。この後に発売された「240Z」は直6の2.4リットルエンジンに。「240Z-G」は”Gノーズ”とオーバーフェンダーが装着され、最高速度は210 km/hを誇った。