トヨタ、沖縄で コムス 使ったシェアリングの実証実験

自動車 ビジネス 国内マーケット
観光スポット
観光スポット 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、沖縄県本部(もとぶ)半島で観光客を対象にトヨタ車体製「コムス」のシェアリングサービス「ちゅらまーい Ha:mo」の実証実験を2016年1月中旬から2016年12月末までの約1年間実施すると発表した。

本部半島は美ら海(ちゅらうみ)水族館など、県内有数の観光施設・スポットを持ち、観光客数は堅調に推移しているが、宿泊する旅行者の割合は近隣地域に比べ低く、伸び悩んでいる。自然・環境に配慮したまちづくりの推進や、域内を自由に回遊できる「新たな移動の足」の確保など、観光の活性化を柱とした地域振興が目下の課題となっている。

「ちゅらまーい Ha:mo」では、宿泊施設等にシェアリング車両として、新開発アプリ「おすすめルート案内」機能付きタブレット端末を搭載した「コムス」30台を配備。地域の魅力の再発見につながるこの地ならではのおすすめスポットを結ぶ新たな観光コースを提供し、スポット情報付きアプリによるルート案内を行う。

超小型モビリティの導入により、車では乗り入れしにくい狭い道や自転車等では敬遠される坂道を含むエリアへのアクセス性を高めることで、従来は訪れる機会がなかった自然・景勝地等にも、滞在中の限られた時間を使って効率的に回遊することが可能となる。

なお、シェアリングサービスの運営は、地域の魅力向上に向けた取り組みの一環として、地元の観光協会が中心に行う。一方、充電器の設置および旅行プランの商品化はJTBグループが行い、所定のホテルおよびJTBグループの旅行予約サイトなどから利用登録を受け付ける。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  3. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  4. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  5. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  6. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
  7. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  8. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  9. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  10. 【株価】トヨタが小反発、『プリウス』13万台リコールも地合い好転で持ち直す
ランキングをもっと見る