富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は10月28日のプレスカンファレンスで、「アイサイトver3」を発展させる形での自動運転技術の市販車導入計画を明らかにした。
それによると、まず2017年には高速道路での渋滞時追従機能を、さらに20年には高速道路での自動運転をいずれも「量産車で実現する」計画とした。自動運転段階では車線変更などもできるようにする。
その実現に向け「アイサイトをベースにセンサーの追加や地図データ、GPSの活用などによる開発に取り組んでいる」(吉永社長)という。同社の「アイサイトver3」搭載車は、すでに高速道路内での一定条件下で追従走行などを実現しており、世界でも最先端レベルにある。