コスモエネルギーホールディングスが発表した2015年4-9月期の連結決算は、営業損益が34億円の赤字に転落した。前年同期は127億円の黒字だった。
売上高は前年同期比24.6%減の1兆1704億円と大幅減収となった。石油事業が原油価格の下落で減収となった。
在庫評価影響と、油価下落による石油開発事業の収益悪化で経常損益は75億円の赤字だった。在庫評価の影響を除いた経常利益は50億円と前年同期比99億円の減益だった。
四半期損益は176億円の赤字となった。
通期業績見通しは、油価下落に伴う市況低迷を受け下方修正した。売上高は前回予想より1560億円マイナスの2兆4650億円、営業利益が215億円マイナスの370億円、経常利益が230億円マイナスの260億円となる見込み。四半期利益は210億円で据え置いた。
在庫評価の影響を除いた経常利益は前回公表値から275億円の減益となる見通し。