米国の有力自動車メディア、『モータートレンド』は11月16日、「2016モータートレンド・カーオブザイヤー」を、GMの新型シボレー『カマロ』に授与すると発表した。
同賞は、2014年秋から2015年秋までの1年間に、米国で発表された乗用車の中から最高の1台を選出するもの。今年で67回目を数え、米国の自動車メディアが発表する賞としては、最も権威が高く、各方面から高い注目を集めるアワードとして知られる。
最終選考に残っていた全7車種は、以下の通り。
アウディ『TT』
BMW『7シリーズ』
シボレー『カマロ』
ホンダ『シビック』
マツダ『ロードスター』
メルセデス『AMG GT S』
トヨタ『MIRAI』
最終選考では、モータートレンドのスタッフやジャーナリストが一般道、サーキットなどで走行テストを実施。デザイン、エンジニアリング、経済性、安全性などを基準に、最優秀の1台を選考。そして7台の中から、GMの新型シボレー カマロが、2016モータートレンド・カーオブザイヤーに輝いた。
『モータートレンド』のEdward Loh編集長は、「新型カマロは、世界で最も走行性能に優れる自動車の1台。それでいて、価格は平均的顧客の手に届く範囲にある」と評価している。