京浜急行電鉄(京急)は11月24日、タイの鉄道路線「エアポート・レール・リンク(ARL)」の運営会社と友好協定を締結すると発表した。12月4日に調印式を行う。
ARLはスワンナプーム国際空港とタイの首都・バンコクの市街地を結ぶ28km・8駅の空港アクセス鉄道。タイ国鉄傘下のSRTETが運営している。
京急の発表によると、同社とSRTETは「首都空港と都心を結ぶ重要なアクセス鉄道」という共通性があり、さらにARLと京急線の羽田空港国際線ターミナル駅が共に開業5周年を迎えることから、これを機に友好協定を締結することになった。京急は今年2月に台湾鉄路との友好協定を締結しているが、SRTETが海外の鉄道事業者と友好協定を締結するのは、これが初めてという。
協定の調印式は12月4日、SRTET本社(ARLマッカサン駅)で実施される予定。今後は友好提携記念ポスターの掲出や、両社線の利用促進を図るプレゼントキャンペーンなどが行われる予定だ。