韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は12月16日、米国ネバダ州から自動運転車の公道走行テストの認可を取得した、と発表した。
多くの自動車メーカーが、早期の実用化を目指している自動運転車。キアは親会社のヒュンダイとともに、2030年までの完全自動運転の実用化を目標に掲げる。
今回キアは、米国ネバダ州から自動運転車の公道走行テストの認可を取得。小型トールワゴンの『ソウル』のEVをベースにした試験車両で、公道テストに乗り出す。
キアは完全自動運転の2030年の実用化に先駆け、部分自動運転を2020年までに実用化する方針。ネバダ州での公道テストで得られたデータを、開発に生かしていく。
ヒュンダイモーターグループのTae-Won Lim副社長は、「このライセンスのおかげで、自動運転技術の開発を加速することが可能になる」とコメントしている。