BMWジャパンは2015年10月に発売されたばかりの『740i Mスポーツ』をはじめ『M4クーペ』『218dグラン ツアラー』『X1 xDrive25i』そして『i8』の5台を展示。そのなかで主役となっていたのはフラッグシップの7シリーズだ。
740i Mスポーツには「Mパフォーマンスパーツ」が装着されている。追加装着されているのはブラック・キドニーグリル、リアスポイラー、サイドスカートフィルム、CFRPドアミラーカバーなど。現段階では参考出品だが、間もなく発売される予定とのこと。
「MパフォーマンスパーツはM社が開発していますが、エアロパーツはすべて風洞実験をおこない、性能を確認しています」とBMWブランド・マネジメント・ディビジョン首都圏リージョンの杉本雅則ディーラー・マーケティング・マネージャー。ただドレスアップするだけでなく、スペックを向上させる機能パーツというわけだ。
また性能だけでなく精度や耐久性も高く、在庫を長期保管するので欠品リスクが小さいといったこともMパフォーマンスパーツの利点だと杉本マネージャー。「しばらく乗り続けた後にカスタマイズしようと思い立っても、ディーラーで確実に購入できるというのはメリットのひとつです」とのこと。
「クルマの楽しみは購入する、運転するというだけではありません。ライフスタイルに合わせてカスタマイズするのも楽しみ方のひとつ。BMWでもそれは変わりません」と杉本マネージャー。
展示車両も本流のサルーン、スポーツモデル、大人数で移動を楽しめるミニバン、アクティブに使えるSUV、そして近未来的なハイブリッド車という、5つのキャラクターの最新モデルを選んだ結果という。BMWといえば「走り」のイメージだが、その解釈や楽しみ方はそれぞれという、多様性をアピールする出展内容だった。