【スズキ イグニス】チーフエンジニア「新ジャンルだがスズキデザインのDNAは継承」

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スズキ イグニス 発表会
スズキ イグニス 発表会 全 12 枚 拡大写真

スズキは新型車『イグニス』を2月18日から販売を開始すると発表した。Aセグメントのクロスオーバーという新ジャンルの車だが、チーフエンジニアを務める石渡雅之氏は「ボディの随所にスズキデザインのDNAを施した」と明かす。

そのDNAとは「グラスエリアと一体感を持たせるピラーのブラックアウトは『スイフト』。ボンネットフード側面のフェンダーガーニッシュは『エスクード』などスズキSUV。『セルボ』や『フロンテ クーペ』などスポーティコンパクトカーからは力強く印象的な目元の演出、Cピラー周辺の特徴的なエアーアウトレット風の造形を継承している」と石渡氏は解説する。

ただ「スズキのデザインを継承しつつも、最新の手法によって現在風にアレンジすることで、過去と未来を結びつけるデザインとした」と強調。

また「エクステリアのこだわりのひとつはプロポーション。丸いルーフ、シャープなショルダーのプレスラインとグラスエリア、下部の豊かな断面、これらの対比による印象的なフォルムによりコンパクトカーにふさわしいプロポーションを目指した」とも話していた。

イグニスの価格は138万2400~177万8760円で、加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドを全車に標準搭載。月1500台の販売を計画している。

《小松哲也》

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