デンソーは2月3日、2015年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高3兆3709億円(前年同期比+6.6%)、営業利益は2431億円(+2.3%)、税引前利益は2746億円(+0.3%)、四半期純利益は1913億円(+1.9%)だった。
国内は軽自動車を中心とする車両生産の減少により売上は伸び悩んだが、北米や欧州、中国での車両生産増加や拡販、円安の影響により増収となった。収益も売上増加による操業度差益や合理化努力に加え、為替差益により増益となった。
通期業績見通しについては、第3四半期連結累計期間の業績および足元の為替の変動を踏まえ、下方修正。売上高を4兆4800億円(-400億円)、営業利益は3320億円(-180億円)、税引前利益は3700億円(-130億円)、当期純利益は2480億円(-120億円)とした。