インドの自動車大手、タタモーターズは2月3日、インドで開幕したデリーモーターショー(オートエキスポ)16において、『ヘキサ』の市販モデルを初公開した。
タタは2015年春、ジュネーブモーターショー15に『ヘキサ コンセプト』を出品。同車は、タタモーターズが将来、市販予定のSUVを示唆したコンセプトカー。傘下の英国の高級SUVメーカー、ランドローバーの技術も、一部に導入していた。
ヘキサ コンセプトは、タタモーターズが2010年、インド市場に投入したMPV、『アリア』の車台をベースに開発。搭載エンジンは、2.2リットル直列4気筒ターボディーゼル。室内は、3列シートで6名乗車を実現。タタモーターズは、このヘキサ コンセプトの考え方を反映させた市販モデルを、2016年に発売する計画を掲げていた。
今回、デリーモーターショー16において、ヘキサの市販モデルが初公開。ジュネーブモーターショー15に出品したコンセプトカーの基本デザインを踏襲。プレミアムSUVとして登場した。
ヘキサのボディサイズは、全長4764mm、全幅1895mm、全高1780m、ホイールベース2850mm。2.2リットル直列4気筒ターボディーゼルは、最大出力156ps、最大トルク40.8kgmを引き出す。タタは、「セグメント初のクラスをリードする装備を採用した」とコメントしている。