ZMPは、経済産業省が主催する第2回「日本ベンチャー大賞」で、経済産業大臣賞(ベンチャー企業・大企業等連携賞)を受賞したと発表した。
日本ベンチャー大賞とは、若者や起業家のロールモデルとなるような、社会的インパクトのある新事業を創出したベンチャー経営者を表彰し称える制度。挑戦することの重要性や起業家への評価を浸透させ、社会全体のチャレンジ精神を高揚させることを目的に2015年に創設された。
ZMPは2015年5月、DeNAと合弁会社「ロボットタクシー株式会社」を設立。ZMPの自動運転に関する技術と、DeNAのインターネットサービスにおけるノウハウを連携させることで、自動運転車両を活用した新しい交通サービスを実現するための技術開発・サービス開発を行っている。
また同年8月には、ソニーモバイルコミュニケーションズと合弁会社「エアロセンス株式会社」を設立。自律型無人航空機による画像撮影とクラウドによる画像データの処理を組み合わせた産業用ソリューションを、建設、物流、農業等の産業に展開している。
今回の受賞では、DeNAおよびソニーモバイルコミュニケーションズとの連携によって、新事業を創出してきた実績が高く評価された。