インド新車市場(乗用車)でトップシェアのスズキのインド子会社、マルチスズキは4月1日、3月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、12万9345 台。前年同月比は15.9%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。
12万9345 台の販売台数の内訳は、インド国内が11万8895台。前年同月比は14.6%増と、23か月連続のプラス。輸出は1万0450台で、前年同月比は33.4%増と、4か月ぶりに増加する。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で9万2105台を販売。前年同月比は7.4%増と、3か月ぶりのプラス。
バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万2896台を販売。前年同月比は9.6%増と、6か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、3月はセグメント合計で1万3894台を販売。前年同月比は123.4%増と、11か月連続で増加した。
マルチスズキの2015年度(2015年4月から2016年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、過去最高の142万9248台。前年比は10.6%増と、2年連続で増加している。