高倉健のポルシェも…ジャパン・クラシック・オートモービル開催、国際的にも注目

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日本橋の橋上に勢ぞろいした参加車たち
日本橋の橋上に勢ぞろいした参加車たち 全 16 枚 拡大写真

4月3日、ジャパン・クラシック・オートモービル2016が東京日本橋にて開催された。主催はジャパン・クラシック・オートモービル実行委員会と名橋「日本橋」保存会。

2010年に初開催され、それ以降毎年開催されているこのイベントは、今年、名橋「日本橋」架橋105周年を記念し、春の名橋「日本橋」まつりの一環として開催された。

今回、このイベントがFIVA公認イベントに認定されたことは大きなニュースだ。FIVA(Federation Internationale des Vehicules Anciens)は、ヒストリックカーイベントなどを国際的に統括する団体で、レースを国際的に統括するFIA(Federation Internationale de l'Automobile)とはいわば兄弟関係にあるものだ。ジャパン・クラシック・オートモービルのこれまでの実績を踏まえ、日本独自のイベントと評価。FIVAのイベントカレンダーに登録されることとなり、国際的にも注目を集めるイベントとなった。

なお、日本では、このイベントを含め3イベントがカレンダーに掲載されており、そのうち、展示イベントはこのジャパン・クラシック・オートモービルのみである。

早朝、花散らしの雨の中、日本銀行前に30台余りの名車が集結。そのクラシックカーは、日本クラシックカークラブ(CCCJ)が監修し集めたもので、ヒストリーのしっかりとしたまさに珠玉の名車が集まった。その中には白洲次郎がイギリスで愛用したベントレー『3L』や、俳優の高倉健が所有したポルシェ『356Aカブリオレ』なども含まれ、来場者の目を惹いていた。

その後、五街道の起点である日本橋の上に移動し、そこに車両を展示。普段見ることができない道路元標とクラシックカーの競演を来場者は楽しんでいた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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