【ロールスロイス レイス ブラックバッジ】“カーボン好き”な日本市場から着想

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ロールス・ロイス・モーター・カーズアジア太平洋支社アジア太平洋ゼネラル・マネージャーのマイケル・シュナイダー氏(右)とアジア太平洋プロダクトアンドオペレーションズマネージャーのスヴェン・グルンヴァルト氏(左)
ロールス・ロイス・モーター・カーズアジア太平洋支社アジア太平洋ゼネラル・マネージャーのマイケル・シュナイダー氏(右)とアジア太平洋プロダクトアンドオペレーションズマネージャーのスヴェン・グルンヴァルト氏(左) 全 8 枚 拡大写真

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、2015年3785台を全世界で販売。そのうち156台が日本で販売された。中国を除くアジア太平洋地域で日本は最も大切なマーケットだという。

同社アジア太平洋支社アジア太平洋ゼネラル・マネージャーのマイケル・シュナイダー氏は、「販売量だけではなく、トレンドを作るという面でも日本は注目だ。日本のユーザーはとてもモダンで、ファッショナブルだと思う」とコメント。

このトレンドについてシュナイダー氏は、「レイスブラックバッジのインテリアなどで採用しているカーボンとアルミ素材の組み合わせは、ビスポークプログラムで、日本のユーザーから既にオーダーされていた組み合わせだ」という。もちろんまったく同様の配置などではないものの、「そういったアイディアを組み合わせ、グローバルな視点で我々のデザイナーがインスピレーションを得ながらブラックバッジという形に反映させた」と述べる。

そして、「特に日本ではカーボンに対する要望が高かった」とシュナイダー氏。「年初に発表した『レイス ウンブラ』は、ダッシュパネルにフルカーボンを採用したこともあり、大変人気を博した」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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