日産自動車の米国向け中型SUV、『パスファインダー』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは5月31日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「日産自動車の米国法人、北米日産から、パスファインダーに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、ブレーキランプの不具合が原因。NHTSAによると、パスファインダーのブレーキ灯スイッチの装着に誤りがあり、ドライバーがブレーキペダルから足を離しても、ブレーキランプが点灯し続ける場合があるという。
リコールの対象となるのは、2013-2014年モデルのパスファインダー。2012年6月下旬から、2013年6月中旬にかけて生産され、米国で販売された7万9853台がリコールに該当する。
北米日産では、対象車を保有する顧客に連絡。販売店においてブレーキ灯スイッチの点検を行い、配線を交換するリコール作業を行う。