トヨタ自動車は6月8日、米国ケンタッキー工場を起工して、30周年を迎えたと発表した。
トヨタは1986年、ケンタッキー工場の起工式を開催。当時の豊田章一郎社長らが出席し、鍬入れ式が行われた。ケンタッキー工場は、GMとの合弁を除けば、トヨタが単独で建設した米国初の車両組み立て拠点。
1988年5月、最初の『カムリ』がケンタッキー工場からラインオフ。当初の従業員の総数は、300名に過ぎなかった。
現在、TMMK(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー)では、およそ8000名を雇用。年産能力は、車両が55万台、エンジンが60万基に到達している。
カムリを含めて、ケンタッキー州ジョージタウン工場で生産されている車両の部品現地調達率は、最大75%。2015年に完成した新ラインでは、レクサスブランド車の現地生産を開始している。