日産自動車の米国法人、北米日産は7月7日、現行『パスファインダー』に初の大幅改良を施した2017年モデルを発表した。
初代パスファインダーは、1986年にデビュー。『テラノ』の北米・中東向け仕様が、パスファインダーを名乗った。現行型は4代目。2012年8月、米国で発表された。
現行型のデビューから4年を経て登場したのが、2017年モデル。デビュー以来、初となる大幅改良を受けて、商品力を引き上げている。
外観は、前後マスクを変更。とくにフロントは、Vモーショングリルをはじめ、新デザインのLEDヘッドライトやLEDデイタイムランニングライトで、表情を変えた。
3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンも改良。最大出力は260hpから284hpへ、最大トルクは33.2kgmから35.8kgmへ引き上げられた。直噴化や圧縮比の変更も受けている。
室内は、センターコンソールのデザインを変更。メタリックおよびウッドのトリムパネルをはじめ、シート素材の見直しにより、質感を高めている。