三菱自動車の主力SUVのひとつ、『アウトランダー』。同車の旧型モデルが、米国でリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカから届け出を受けた旧型アウトランダーのリコールの内容を開示している。
今回のリコールは、サスペンションの不具合が原因。NHTSAによると、フロントのロワコントロールアームが、クロスメンバーが融雪剤の影響で腐食するために、脱落する可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2003-2006年モデルのアウトランダー、2007-2013年モデルの『アウトランダーV6』。
三菱モータースノースアメリカは、対象車を所有する顧客に連絡。販売店で腐食のレベルに応じて、フロントのクロスメンバーの交換を含めたリコール作業を行う。