ドイツの高級車メーカー、アウディは8月22日、中国においてトランスミッションの現地生産を開始すると発表した。
アウディがトランスミッションを現地生産するのは、フォルクスワーゲングループの子会社、フォルクスワーゲンオートマチックトランスミッションの天津新工場。この新工場は、8月22日に完成したばかり。
天津新工場では、アウディ『A4』の中国専用ロングホイールベース車、『A4L』用の7速「Sトロニック」トランスミッションを生産する。また、他のアウディ中国現地生産車にも、トランスミッションを供給していく。
アウディは天津新工場において、年間24万基のトランスミッションを生産する計画。フル生産時には、1000名以上の雇用が創出される見通し。
アウディチャイナのヨッヘム・ウェドラー社長は、「天津新工場でのトランスミッションの生産は、アウディの中国現地化戦略におけるマイルストーン」と述べている。