JR東日本千葉支社はこのほど、同支社のお座敷電車「ニューなのはな」を使用する長野行きツアー「ありがとう485系ニューなのはな 長野への旅」を、9月25日に実施すると発表した。
「ニューなのはな」は485系電車を改造した6両編成のお座敷電車。千葉支社は当初、老朽化のため8月いっぱいで「ニューなのはな」の運転を終了すると発表し、7月から8月にかけて運転終了記念の臨時列車として運転してきた。長野行きツアーの実施により引退が1カ月伸びることになる。
長野行きツアーは日帰り往復だが、実際に「ニューなのはな」に乗車できるのは往路の長野行きのみ。復路は新幹線などを利用する。長野にはJR東日本の車両を解体する業務を行っている長野総合車両センターがあり、千葉支社はこのツアーが「ニューなのはな」の最後の走行になるとしている。
往路のスケジュールは津田沼10時35分頃発~錦糸町10時56分頃発~長野17時21分頃着。ツアーの旅行代金は津田沼発着が大人1万6800円・子供1万1800円。記念グッズや記念掛紙付き弁当が付く。ツアーは9月2日の14時から、千葉駅など千葉県内の主なびゅうプラザで発売される。