富士重工業は全面改良した『インプレッサ』を10月25日から順次販売を開始すると発表した。プラットフォームを一新して安全、走行性能を向上したほか、安全運転支援システムのアイサイトおよび歩行者保護エアバッグを全車に標準装備したのが特徴。
価格は178万~240万円(消費税抜き)となっている。富士重の吉永泰之社長は「スターティングプライスは確かに上がっているが、お手頃にアイサイトが付いた車を買えることを狙った」と価格設定に自信を示している。
というのも「スバルの場合、アイサイトが付いた車を買われたい方がほとんど。おそらくお客様の目線からするとアイサイトが付いた車はいくらから買えるのかということになる。先代では1.6リットルモデルはAWD仕様にしかアイサイトを展開していなかったので194万円出さないと買えなかった。それが新型ではFFモデルにも標準化するので178万円から買える。だからお客様は高くなったとは感じないと思う。そこが一番のポイントだと私は思っている」からだ。
さらに吉永社長は「お客様からみて値上げしたと映らない値付けをするには、どうすれば良いかと考えた末に、1.6リットルのFFにもアイサイトの展開を広げた」とも話していた。