鹿児島市交通局は11月1日、鹿児島市電に新型の超低床電車を導入すると発表した。2017年3月下旬に導入する。
発表によると、形式名は7500形で、「ユートラムIII」という愛称が付く。鹿児島市電では2002年から2005年にかけ、最初の超低床電車となる1000形「ユートラム」が導入され、続いて2007~2008年に7000形「ユートラムII」が導入されている。今回は500形電車の置換えを目的に「ユートラムIII」を2両導入する。
「ユートラムIII」は運転台の部分を縮小して客室を拡大。初代「ユートラム」とほぼ同じ長さでまとめつつ、定員を10人増やすという。