11月8日の米国大統領選挙において、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官を抑え、第45代大統領に就任することが決定した共和党のドナルド・トランプ氏。これを受けて、米国の自動車最大手、GMが声明を出している。
GMは11月9日、「厳しい選挙を戦い抜いた両陣営を讃えたい。ドナルド・トランプ新大統領と仕事をすることを楽しみにしている」とコメント。
GMといえば2009年6月、連邦倒産法第11章の適用を申請し、経営破綻。その後、一時国有化された過去がある。それだけに、米国政府との結び付きは強い。
GMは、「強力かつ競争力のある米国の製造拠点を支える政策について、新しい議会に期待している」とも述べた。またGMは、「モビリティの未来を変える活動の一翼を担い続け、米国の競争力に貢献していく」とコメントしている。