ノンステップバスが5割を突破、福祉タクシーは1万5026台に 2015年度末

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中型ノンステップバス、いすゞエルガミオ(SDG-LR290J1)
中型ノンステップバス、いすゞエルガミオ(SDG-LR290J1) 全 3 枚 拡大写真

国土交通省は、2015年度末(2016年3月末)の自動車交通関係移動等円滑化実績を発表した。

2015年度末の主な実績は、ノンステップバス車両数が前年同期比3.2%増の2万2665台となった。比率は前年より3.1ポイントアップの50.1%と初めて5割を超えた。

バリアフリーの基本方針では、適用除外認定車両1万台を除いた約5万台の7割に当たる約3万5000台を2020年度までにノンステップバスにする目標が掲げられている。

バスターミナルの段差が解消されている施設数は、総施設数150カ所のうち、87施設で段差が解消されている。

一方、2020年度までに約2万8000台の導入を目標としている福祉タクシー車両数は、同382台増加の1万5026台となった。内訳は寝台専用車が507台、車椅子専用車が1万1212台、兼用車が2810台、回転シートが497台。

2006年12月に「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー法)が施行されたことを受け、バス、タクシーなど、交通事業者による車両や施設のバリアフリー化が求められている。

このため、国交省では、乗合バス、バスターミナル、福祉タクシーの移動等円滑化実績について調査した。

国交省では、ノンステップバスの導入に対して補助による支援措置を実施するとともに、ノンステップバスの標準仕様の改定により普及促進を図るなど、公共交通のバリアフリーを促進している。

《レスポンス編集部》

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