【新聞ウォッチ】RJCカーオブザイヤー、下馬評どおり日産 セレナ に決定

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日産セレナ 《撮影 長谷川朗》
日産セレナ 《撮影 長谷川朗》 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年11月16日付

●カーオブザイヤー、日産「セレナ」受賞(読売・8面)

●事故車修理費、AIが算定、三井住友海上実証実験(読売・8面)

●自動運転カート運用開始、石川・輪島の市街地(朝日・11面)

●社説、高齢運転者事故、悲劇を繰り返さぬよう(毎日・5面)

●上場企業4年ぶり減益(毎日・7面)

●富士重のインプレッサ目標の4倍受注(産経・10面)

●子供と出勤、託児所まで送迎、トヨタが30年にも新制度(産経・10面)

●上海汽車とアウディ生産、独VW、第一汽車に続き(日経・9面)

ひとくちコメント

自動車ジャーナリストらがこの1年間に国内で発売されたクルマの中から最も優れたクルマを投票で決める今年の「RJC(日本自動車研究者・ジャーナリスト会議)カーオブザイヤー」に日産自動車が8月に全面改良して発売した新型のミニバン『セレナ』が選ばれた。

きょうの各紙が報じているが、日産車の受賞は2012年の小型車『ノート』以来4年ぶり6度目という。高速道路の同一車線を一定条件で自動走行できる「プロパイロット」機能を国内で初めて搭載。価格も300万円を切る普及価格帯にした点などが評価されたそうだ。

RJCカーオブザイヤーの投開票の結果は、日産のセレナが最多の319票を獲得。最終選考には富士重工業の主力車スバル『インプレッサ』やホンダの小型ミニバン『フリード』、トヨタ自動車の主力車『プリウス』など計6車種が残っていたという。

また、輸入車部門は、スウェーデン・ボルボの日本法人の『XC90』が選ばれたという。

RJCカーオブザイヤーは、一方の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」と並び、「国内の新車を評価する代表的な賞の一つ」(日経)だが、今年は燃費不正問題などで三菱自動車とスズキが対象外。東京モーターショーが開かれない年で新型車が少なく、また、日産も九州で大掛かりな試乗会を開催するなど、下馬評でも「日産のセレナ」を推薦する自動車評論家も多かったようだ。

《福田俊之》

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