メルセデス・ベンツ日本は11月29日、全面改良した『Eクラス ステーションワゴン』を発売した。上野金太郎社長は同日、都内で開いた発表会で「先代のEクラスの約3割はワゴンだったが、新型では、たぶん3割では終わらなくて、4割に増えていく」との見通しを示した。
上野社長は「Eクラス ステーションワゴンは1978年に発表されて以来、累計で100万台以上販売された、いわゆるベストセラーモデル。日本ではとくに人気が高く、先代のEクラスの約3割はワゴンだった」と紹介。
そのうえで「最近SUV系や多目的車に皆さんの目が向いている。セダン型からの移行があり、新型ではさらにステーションワゴンが増えていき、4割にまで増えていく」と述べた。
また今回は2リットルから3.5リットルまで5種類のエンジンを揃えての発売となっているのも特徴で、上野社長は「とくに日本はステーションワゴンが人気モデルで多くの方が待っておられるので、今回は最初からディーゼルもガソリンも、さらにAMGもということでバリエーション豊富に一気に出してスタートダッシュを切ることにした」と述べていた。