トヨタ自動車は、募集テーマに沿う新たなサービス案を他企業、研究機関等から募集、選考し、選定先とサービスを共同開発するオープンイノベーションプログラム「TOYOTA NEXT」を12月7日より開始すると発表した。
TOYOTA NEXTでは、従来の自前主義に囚われることなく、大小問わず様々な企業や研究機関等がもつ新しいアイデア、テクノロジー、ソリューションや、すでにサービスを開始している事業を活用して、新たなサービスを共同開発していく。
募集テーマは、「全ての人の移動の不安を払拭する安全・安心サービス」「もっと快適で楽しい移動を提供するクルマの利用促進サービス」「オーナーのロイヤルティを高める愛車化サービス」「トヨタの保有するデータを活用したONE to ONEサービス」「全国のトヨタ販売店を通じて提供するディーラーサービス」の5つ。トヨタは、コネクティッドカーから取得可能なビッグデータやディーラーネットワーク、パーソナルモビリティ、通信サービスなどを提供し、もっとワクワク、ドキドキする体験を提供できる「人を中心とした」様々なサービスを共同開発し、2017年以降に順次展開する予定だ。