JR東日本は12月8日、東京駅(東京都千代田区)の丸の内駅前広場の整備について、完成予定時期を変更すると発表した。当初の計画より延期し、2017年冬の完成を目指す。
丸の内駅前広場は、中央部に大規模な歩行者空間、その両側に交通広場を設ける工事が2014年8月から始まった。今回の発表によると、当初は2017年春の完成を予定していたが、地中埋設物の処理に伴い工事方法の変更などを行ったため、完成予定時期を2017年冬に変更するという。
ただし、広場中央部の歩行者空間は全体の完成に先立ち、2017年5月末の使用開始を目指す。この歩行者空間は、これまで「都市の広場」と仮称されてきたが、「丸の内中央広場」を正式名称にすることが今回発表された。