高齢者向けにポイントを絞った交通安全啓発、損保協会が展開---出会い頭事故の防止など

自動車 テクノロジー 安全
交通事故
交通事故 全 3 枚 拡大写真

日本損害保険協会は、出会い頭事故の防止など交通事故の特性によりポイントを絞った高齢者向け交通安全啓発活動を展開する。

損保協では、高齢者交通事故の防止・減少に向けた取り組みの一環として、交通事故総合分析センター(ITARDA)と連携して高齢運転者の交通事故に関する調査報告書をまとめた。

それによると高齢になるにつれて交差点などで異なる方向から進行してきた車両同士が衝突する「出会い頭事故」を起こしやすくなる。出会い頭事故の割合は非高齢運転者が23%なのに対して高齢運転者は30%。

高齢運転者の出会い頭事故の65%が信号機なし交差点で発生している。主な事故要因は加齢に伴う認知・身体機能の低下により、一時不停止や安全確認ミスを起こしやすくなると見られる。

調査報告書に基づき、高齢運転者事故で最も事故率が高い「交差点の出会い頭事故」と高齢運転者事故の主な要因である「加齢に伴う認知機能や身体機能の低下により、一時不停止や安全確認ミスを起こしやすくなる」ことに着目して、啓発活動を進める。

高齢者向け注意喚起チラシと反射材の活用は県警などの関係者から高い評価を得ている。事故防止効果のあるツールをさらに充実、これらを用いた取り組みを進める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  2. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  5. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  6. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  7. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
  8. スズキがスーパーキャリイ「軽トラ市」仕様など出展へ…ジャパントラックショー2024
  9. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  10. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
ランキングをもっと見る