ホンダの米国法人、アメリカンホンダは12月19日、新型燃料電池車、『クラリティ・フューエルセル』の米国での納車を開始した。
クラリティ・フューエルセルは2015年10月、東京モーターショー15でワールドプレミア。5名乗車が可能な実用性の高い市販燃料電池車として登場した。
量産燃料電池車としては世界で初めて、燃料電池スタックおよび駆動システムを、フロントのボンネット内部に収めることに成功。これにより、優れたパッケージングを生み出す。
クラリティ フューエル セルは米国でまず、カリフォルニア州ロサンゼルスとオレンジ郡の一部ディーラーで、取り扱いを開始。今回、南カリフォルニアの販売店において、クラリティ フューエル セルが米国で最初の顧客に引き渡された。
同車の米国でのリース価格は、3年契約で月々369ドル(約4万円)。なお、リース価格には、最大1万5000ドル(約170万円)分の水素燃料代が含まれる。
アメリカンホンダのスティーブ・センター副社長は、「クラリティ・フューエルセルが米国に到着した。電動モビリティにおける次の大きな前進だ」コメントしている。