【新聞ウォッチ】急加速する少子化 、2016年誕生の赤ちゃん初の100万人割れ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年12月22日付

●博多暴走、事故直前にアクセル、タクシー記録解析、運転ミス原因か(読売・35面)

●三菱と日産が改良の軽発売、燃費偽装の2車種(朝日・8面)

●IT企業「次は自動運転車」ブラックベリーが新拠点(毎日・6面)

●出生数、初の100万人割れ、人口動態、今年推計98万人(産経・1面)

●トヨタ労組ベア3000円要求へ、4年連続、28年と同水準(産経・10面)

●森下洋一氏、死去、パナソニック元社長、82歳(産経・27面)

●ガソリン130円目前、店頭価格、1年1か月ぶり(日経・3面)

●下請けとの取引、自工会、現金支払い原則に、適正化へ自主計画(日経・14面)

●転機の「軽」脱「ガラ軽」アジアに軸足(日経・15面)

●ニュース一言、ヤマハ発動機・柳社長(日経・15面)

ひとくちコメント

今年(2016年)中に生まれた赤ちゃんの数(出生数)が100万人の大台を割り込むことが確実になったという。厚生労働省が近く公表する2016年の人口動態統計の年間推計で明らかになったもので、きょうの日経が1面トップで「出生数、初の100万人割れ」と報じているほか、読売や産経なども取り上げている。

それによると、16年の出生数は98万1000人と推計され、100万人を割り込むのは、1899年の統計開始以降で初めてという。

結婚適齢期とされる20~30際代の人口減少に加え、独身が増えていることや平均的な初婚年齢が上昇していること、さらに、子育てにかかる経済的な負担から第2子を産む夫婦が減っており、少子化の進行が改めて浮き彫りになったようだ。

統計開始以来、出生数が最も多かったのは1947年から49年のいわゆる「団塊の世代」で、240万人を超えていたが、そのピーク時に比べても4割以下となっている。

日経によると、「社会保障制度を維持していくためにも、政府の人口減対策や子育て支援の充実が一段と重要になっている」としながらも、「子どもがもっと欲しいのに経済的な理由で産めない家庭も少なくない」と指摘する。

この国では教養や文化などの水準が高いと思い込んで、プライドばかりを気にしている人も多い。そんな国で暮らす中でいつの間にか「貧乏人の子沢山」が通用しなくなったことも出生数激減の一因かもわからない。

《福田俊之》

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