京浜急行電鉄(京急)は12月22日、京急線の一部の駅にホームドアや固定柵などを設置すると発表した。2020年度までに整備し、駅ホームの安全性強化を図る。
発表によると、本線の京急蒲田・京急川崎・横浜・上大岡4駅と、空港線の羽田空港国内線ターミナル駅にホームドアを設置する。このほか、本線・大師線・逗子線の終点駅である浦賀・小島新田・新逗子の3駅にも、2020年度までに線路の終端部側に固定柵を整備する。
京急は2010年、空港線の羽田空港国際線ターミナル駅に初めてホームドアを設置。今年10月からは、ドアの位置・数が異なる複数の車両形式に対応した新型ホームドア「どこでもドア」の実証実験を久里浜線の三浦海岸駅で行っている。