【住宅・都市イノベーション展16】防犯カメラメーカーがパターの練習機を開発、その実力は?

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ピー・エス・ディーが開発した「ドクターパッティング」
ピー・エス・ディーが開発した「ドクターパッティング」 全 3 枚 拡大写真

室内でのパターの練習と言えば、カップのついたマットを広げて行うのが主流だが、ピー・エス・ディー(本社・埼玉県さいたま市)のそれはちょっと違う。マットの先にあるのはカップではなく大きなモニター。そのモニターにピンが立っていて、そこに向かって打つのだ。

その製品名は「ドクターパッティング」で、これを使って練習すれば、間違いなくパッティングが上達するという。なにしろ、カップまでの距離やグリーンのスピード、傾斜など自由自在に変えることができるからだ。

「最大20mまでの距離が設定でき、難しくしようと思えばいくらでもできます。パッティングの感覚をつかむにはもってこいだと思いますよ」と同社関係者は話す。なんでも同社は防犯・監視カメラやドライブレコーダーをつくっている会社で、そこで培った技術がこのドクターパッティングに最大限活かされているそうだ。

高精度なセンサーが内蔵されていて、パットの強さや方向、左右のズレなどを正確に読み取り、それにしたがってモニターにボールを表示していく。しかも、このドクターパッティングには練習モード、ターゲットモード、ラウンドモードがあり、パットの診断までやってくれる。

大きさは長さが180cmで幅が75cm、ほぼ畳1畳分だ。価格は48万円。これまでにゴルフ練習場やスポーツ施設、高級老人ホームなどから引き合いがあったそうだ。「輸入車のディーラーもオイル交換の際などお客の暇つぶしには持ってこいということで検討をしてもらっています」と同社関係者は今後の展開に手応えを感じている様子だった。

《山田清志》

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