米国のファラデー・フューチャー(Faraday Future)社が2017年1月、米国ラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)17で初公開する同社初の市販EV。同車の加速性能が、テスラ『モデルX』の最速グレードを上回ることが判明した。
ファラデー・フューチャー社は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置く新興企業。オリジナルEVの開発に取り組んでおり、市販されれば、テスラモーターズのライバルになると見られる。
CES17では、同社初の市販EVが初公開される予定。今回、ファラデー・フューチャーは、最新の予告イメージを、公式サイトを通じて配信した。
予告イメージでは、テスラモーターズのモデルXの頂点に立つ高性能グレード、「P100D」と加速性能を競う。P100Dにも、「ルーディクラス」(Ludicrous)と名付けられた加速モードを採用。P100Dはルーディクラスモードの場合、0‐96km/h加速は2.9秒と、3秒を切る圧倒的な加速性能を実現した。
ファラデー・フューチャー社の新型EVは、0-96km/h加速において、モデルXのP100Dを上回る性能を備えていることが、アピールされている。