米国のトランプ次期大統領が1月3日、GMがメキシコ生産車を米国で販売していることを批判し、「国境税を課す」とTwitterで発言。これに対して、GMが反論の声明を発表している。
トランプ氏のTwitterでの発言は、GMがメキシコ工場で生産するシボレーブランドの主力コンパクトカーの『クルーズ』を、米国市場で販売していることを批判したもの。新たな関税として、多額の国境税を課す可能性をTwitterで示唆していた。
トランプ氏の発言を受けて、GMは同日、声明を発表。「米国で販売しているシボレークルーズのセダンの全量は、米国オハイオ工場製」と、トランプ氏の発言に反論した。
さらにGMは、「メキシコ製のクルーズのハッチバックを米国市場に導入しているが、その数はわずか」とコメントしている。