日本自動車工業会の西川廣人会長(日産自動車共同CEO)は1月5日に都内で開かれた自動車工業団体賀詞交歓会で主催者を代表してあいさつし、「変化をビジネスチャンスとしてとらえ、その結果、日本市場に活気をもたらす」と述べた。
西川会長は「我々、事業をする人間からみると今年1年、事業環境としては平穏な年であってほしいと期待するが、主要国の政治日程、あるいは地政学的な緊張、リスク、そしてまた原油等の市況商品動向を考えると、なかなかそう簡単にはいかないのが現実」と指摘。
そのうえで「今年1年おそらく平穏ではなく、タフでチャレンジングな年になると考えている。それを上回るタフで強い事業展開を行って、変化をビジネスチャンスとしてとらえていく。そしてその結果、日本市場に活気をもたらす。このような姿勢で取り組んでいきたい」と決意を示した。