NVIDIAとゼンリン、AIを活用した日本向けHDマップ整備を共同研究

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

NVIDIAは1月4日、ゼンリンと自律走行車両用の日本向けHDマップソリューションについて共同研究することで合意したと発表した。

共同研究は、データ収集を行う車両側とクラウド側、両方における一連のプロセスが対象となる。現地調査を行う計測車両では、車載コンピュータのNVIDIA DRIVE PX 2 AIとNVIDIA DriveWorksソフトウェアを使い、カメラや LIDARセンサで収集した膨大なデータを処理。ディープラーニングの活用により、詳細な環境モデルの生成に必要な画像認識や地物検出、属性分類もリアルタイムに行う。またデータ センタ側では、NVIDIA GPUとNVIDIA MapWorksソフトウェアを使って複雑なデータを処理。多数の車両から届くデータをコンパイルして登録し、3Dマップを作成する。

今回の共同研究では、計測車両から取得した道路画像と点群データ等を含むゼンリンのビッグデータと、NVIDIAのAIテクノロジを融合。短期間で、より広範囲のHDマップを自動車メーカー各社に提供することを目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  7. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. 「何にでもなれる自由な存在」グランドクロスオーバー、スズキ『GSX-S1000GX』の凄みとはPR
  10. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
ランキングをもっと見る