スーパー耐久や86/BRZ RACEに参戦している埼玉トヨペットGreenBraveが13日、東京オートサロン2017でプレスカンファレンスを行い、今季からSUPER GTのGT300クラスに「マークX MC」で参戦することを発表した。
モータースポーツファンの増加と従業員の育成を目的に2013年からレースでの活動を開始し、昨年までは主にスーパー耐久とFIA-F4選手権、そして参加型モータースポーツである86/BRZ RACEなど様々なカテゴリーに「埼玉トヨペットGreenBrave」として挑戦。2015年にはスーパー耐久ST-4クラスでシリーズチャンピオンを獲得するなど輝かしい実績も残している。
今シーズンは、国内最高峰のSUPER GT(GT300クラス)に初参戦。マシンは新しく開発されたマークX MCだ。
これは2015年からGT300にフル参戦しているマザーシャシーをベースとした車両でトヨタ『86』、ロータス『エヴォーラ』に続き3車種目の登場となる。
ドライバーはスーパー耐久でタイトルを獲得した時のメンバーでもある平沼貴之と、2011年のGT300チャンピオンである番場琢のコンビ。平沼はもちろん初参戦となり、番場は2012年以来のフル参戦のチャンスを獲得した。
プレスカンファレンスに登場した平沼は「たくさんの方にGreenBraveのファンになってもらって、マークXのファンになってもらって、レースをみんなが好きになってもらって笑顔で1年が終わる。そんな年にしたいなと思います」と新しい挑戦への抱負を語り、GT参戦経験のある番場は「1年目からでも表彰台を獲得できるよう頑張りたい」と意気込みを披露した。