赤、黒、緑、青の4つのトーンで展開している東京オートサロンのダイハツブース。「コレで海に行きたい」「海辺に住んだらこんなクルマといっしょに過ごしたい」と思わせるコンセプトカーが、青いステージに2台。『MOVE canbus Beach Cruisin’ Ver.』と『Boon Beach Cruisin’ Ver.』だ。
海を想わせるフロアのテーマは「Beach Cruisin’」。「ムーヴキャンバス」がベースの MOVE canbus Beach Cruisin’ Ver. は、ウッド調やメッキでヴィンテージ感を演出。レトロなメッキバンパー、ウッド調アンダーモール、サイドメッキモール、15インチホイールなどで組み、ルーフキャリアには短めのサーフボードが載っていた。
ブーンがベースの Boon Beach Cruisin’ Ver. は、どこかアメリカンで西海岸を想わせるマッスルなつくりに。バンパーやルーフ、サイドアンダーパネル、サイドミラー、Cピラーなどにウッド調のラッピングを施し、16インチのスポーティなアルミを履く。さらにこちらにもルーフキャリアに長めのサーフボードが載り、「これで海辺を走りたい」「浜辺に止めてみたい」と思ってしまう。
このフロアのとなりに置いてある、“現代版シャレード・デ・トマソ”なる「Boon SPORZA Ver.」もブーンがベースだけど、ふたつともまったく違った表情を見せている。SUVのような“海ブーン”と“デ・トマソブーン”。両車とも、同じブーンでつくられているとは思えないほどの完成度だ。