【東京オートサロン2017】亡き創業者の思いを乗せてトライアンフ・ロードスターをレストア…ワーク

自動車 ニューモデル モーターショー
ワークがレストアしたトライアンフのロードスター『TR3A』
ワークがレストアしたトライアンフのロードスター『TR3A』 全 4 枚 拡大写真

アルミホイールの企画開発、製造販売を手がけるワーク(本社・大阪府東大阪市)は「東京オートサロン2017」でトライアンフのロードスター『TR3A』を初披露した。なんでもこの車は亡き創業者・田中毅氏の思い入れの強い車で、さまざまなエピソードがあるという。

トライアンフと言えば、2輪車メーカーとして有名だが、4輪車も1923年から1981年まで製造していた。展示車両のTR3Aは57年9月に登場した「TR」シリーズ第1期の最終型「TR3」のマイナーチェンジ版。1991ccの直4OHVエンジンを搭載し、最高出力101PS、最高速度177km/hを誇った名車だ。

なんでも田中氏がこの車を欧州で見つけ、日本に持ってきてレストアを開始。ところが未完成のまま2015年に他界してしまった。

「2017年は当社が創業40周年を迎えるので、創業者の思いを受け継いで、当時の風を『今、蘇る』をコンセプトに自社で全てをレストレーションしました。ただ、大方レストアできていたので、それほど大変な作業ではありませんでした」と同社関係者は説明する。

田中氏は天国から東京オートサロンに展示されたこの車を見てきっと喜んでいるだろう。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  4. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
  5. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  6. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  7. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  8. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  9. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  10. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
ランキングをもっと見る