「本当は、かなり高年式の下取り車にいいクルマも多いので、そんなのをご紹介したいなと思うのですが……」と、プレミアムワールド・中古車フェア(21~22日)に出店したジャガーランドローバー静岡の担当者は話す。
伝統のイギリスらしさを新しい感覚で表現し続けているランドローバーと、今まで自らが築いてきた部分もあるビクトリア調英国趣味に、全精力を傾けて別れを告げようとしているかのようなジャガー。「実はけっこう両極端で、そこが面白いところ。ドイツ車からお乗り換えのお客様が多いのはそういうところが理由なのかもしれませんね」とのこと。
静岡で人気はジャガー『XE』と、ランドローバー『ディスカバリースポーツ』なのだとか。「『イヴォーク』は昨年コンバーティブルが発表になって、引き合いも多く、ありがたいことに実際にバックオーダーも多数抱えている状態です。XEは最近もはや少数派になりつつある、大きすぎない上品なセダンとして広く支持されている一台です。また、ディスカバリースポーツは、絶対的には大きいですがスタイリッシュで、静岡のお客様にはご好評いただいています。いっぽうジャガーのディーゼルモデルも好調で、今では半分強のボリュームにまで膨らんできました」と話す。
「実は最近では遠方のお客様も増えてまいりました。それ自体はとてもありがたいのですが、なかなかお会いする機会のないお客様も。その点今回初めて参加しましたが、こうして地元のお客様の多いイベントで、直接コミュニケーションをとることができる場はとても尊いですね」と話していた。