日野、海外市場低迷で営業益37.9%減 第3四半期決算

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日野自動車は1月31日、2016年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1兆2106億円(前年同期比-7.3%)、営業利益は505億円(-37.9%)、経常利益は527億円(-33.0%)、純利益は352億円(-37.0%)だった。

国内売上台数は、トラック・バス総合計で前年同期比5.0%増の4万6600台と好調だったが、海外売上台数は、資源各国の景気低迷が長引き、同5.9%減の7万6900台。日野ブランド事業のトラック・バスの総売上台数は同2.0%減の12万3600台だった。また、トヨタ向け車両台数は、主にSUVの台数が減少した結果、総売上台数は同9.5%減の10万8000台となった。

損益面では、海外での売上台数が減少したことや為替円高の影響などにより営業利益は505億円と前年同期に比べ37.9%の大幅減益となった。

通期連結業績予想は、為替相場の変動を踏まえた想定レートの変更により、上方修正。売上高1兆1680億円(前回予想比+80億円)、営業利益260億円(+80億円)、経常利益350億円(+90億円)、純利益は280億円(+70億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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