鉄道の長期運休区間、脱線事故で微増 1月末

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1月末時点の長期運休区間。紀州鉄道の脱線事故で運休区間が微増した。
1月末時点の長期運休区間。紀州鉄道の脱線事故で運休区間が微増した。 全 1 枚 拡大写真

災害や事故などによる鉄道路線の長期運休区間は、1月末時点で478.2km。2016年12月末に比べ2.7km増加した。1月は大雪の影響により各線で運転の見合わせが相次いだが、現在はいずれも再開している。

一方、和歌山県御坊市内の御坊~西御坊間を結ぶ紀州鉄道線で1月22日、脱線事故が発生。この影響により現在も全区間で運転を見合わせている。

運輸安全委員会の発表によると、列車が御坊駅を出発し、約500m進んだところで運転士が衝撃を感じて停車。後方の台車が進行方向左側に脱線していた。同線を運営する紀州鉄道は「事故原因を監督の国土交通省と調査するとともに、復旧作業を行っております」としているが、再開時期のめどは立っていない。

一部不通となっている大井川鐵道の井川線は、3月11日に全区間の運転を再開することが決まった。常磐線の浪江~小高間も、早ければ3月末にも再開すると見られる。

《草町義和》

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