デンソーは、自動車燃料噴射系部品事業を強化するため、連結子会社の大信精機を株式交換で完全子会社化すると発表した。
大信精機は、デンソーが99.35%出資する連結子会社で、主に自動車燃料噴射系部品を製造している。大信精機を完全子会社化することで、グループ運営の機動性を高め、グループ内の経営資源を活用した事業の持続的成長、企業価値向上を図るとしている。
デンソーは完全子会社した後、今年10月にデンソーの小型燃料噴射ポンプ事業を、大信精機の新工場(常滑市)に移管するとともに、大信精機の社名も変更する予定。
株式交換は3月17日に実施する。大信精機の株式1株につきデンソー株式7.9株を割り当てる。