東京商工リサーチは2月14日、18万社の倒産データからみた「倒産企業の社名調査」の結果を発表した。
調査結果によると、倒産企業の社名の頭文字は、カタカナの「ア」が7203件(構成比4.0%)で最も多く、生存企業との構成比ポイント差も0.8Pと最大だった。続いてカタカナの「エ」が5552件(同3.0%、0.4P差)、漢字の「大」が5183件(同2.8%、0.6P差)だった。アルファベットでは、「S」の412件(同0.2%、-0.04P差)、平仮名は「み」の358件(同0.2%、-0.03P差)が最多だった。
社名のカナ読み頭文字で最多は、「ア」で1万1442件(構成比6.37%)だった。次いで、「シ」が1万1421件(同6.36%)、「タ」が1万726件(同5.9%)の順。生存企業との構成比ポイント差は「タ」が0.4P差で最も大きく、次いで「マ」0.39P差、「フ」0.37P差の順。
倒産企業の社名文字数では、「4文字」が5万4444件(構成比30.3%)でトップ。構成比ポイント差も「4文字」が3.8P差と最大だった。一方、社名をカナ読みした場合の文字数は「8文字」が2万6158件(同14.5%)が最多で、ポイント差も1.6P差と最大だった。