中東ドバイで開催中の「世界政府サミット2017」。米国のEVメーカー、テスラのトップが将来、自動運転車が普及した際のメリットとデメリットについて、講演している。
2月14日の講演には、テスラのイーロン・マスクCEOが登場。同CEOは、「自動運転車(無人走行車)は、非常に便利なものになる」と、そのメリットを強調した。
その一方、マスクCEOは、「自動運転車の普及が、12~15%の雇用喪失につながる」と述べ、「そうした人々のために、新しい役割を見つける必要がある」との見解を示している。
自動車の製造や販売などの面において、大きな革命を起こしてきたテスラ。同社を率いてきたマスクCEOは、「自動運転車の増産は、とても急速に大きな変化をもたらすだろう」と予想している。