沖縄県で自動運転バスの実証実験---SIP 3月20日から

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動走行システム」は、沖縄県南城市で3月20日から自動運転バスの実証実験を開始すると発表した。

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バス自動運転実証実験
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戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動走行システム」は、沖縄県南城市で3月20日から自動運転バスの実証実験を開始すると発表した。

SIP自動走行システムでは、自動運転技術の公共バスへの活用について必要な技術を検討している。内閣府沖縄担当部局で沖縄の交通環境改善に向けた取り組みとの連携で、沖縄での公共バスの利便性向上、地域社会活性化を目指して今年度から2018年度にかけて、沖縄県でバス自動運転実証実験を推進する。

現在、実験計画の詳細検討や調整・準備を進めているが、今年度の実証実験を3月20日から開始する。

また、実証実験の模様はインターネット中継する予定。

実証実験は、地域のコミュニティバスでの自動運転技術の活用を想定して公道で実施する。こうした本格的な公共バスへの適用に向けた実証実験は全国でも初となる見込み。

実験は沖縄県南城市の「あざまサンサンビーチ」周辺道路で実施する。走行ルートにおける自動運転の正着制御の精度、車線維持制御の安定性などを検証する。速度・位置などのデータ収集・モニタリング、運行管理などに関するシステムを検証するほか、自動運転技術を使った公共バスの社会受容性も調査する。

2017年度、2018年度は、実装環境に近い場所で、より高度な自動運転バスの技術実証する予定。

《レスポンス編集部》

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