【光岡 ビュート フレンチマカロン】どう映る? 50~60代の心理をつく

自動車 ニューモデル 新型車
光岡ビュート・フレンチマカロン
光岡ビュート・フレンチマカロン 全 11 枚 拡大写真

誕生から24年、光岡自動車『ビュート』にマカロンと南仏をイメージした春限定モデルが誕生した。「ビュート・フレンチマカロン」のターゲットはどこか。同社企画開発課の青木孝憲課長と、国内営業課の笠原勝義課長に聞いた。

「色は深層心理に入り込む要素」という青木課長は、「グリーンはやわらかさや穏やかさ、イエローは開放的で元気、ピンクはロマンチックでかわいらしさ、ブルーはすがすがしさや若さを想いこのクルマに仕立てた」という。

270万円を超える春限定のビュート・フレンチマカロン。どんなユーザーが注目するか。直近のビュート購買層について笠原課長は「これまでは50代前半からのユーザーが多かったが、どう使うか、どう乗っているかは明確につかみきれないところもある。たとえば、娘へのプレゼントだったり、家族の限られた人が乗るけど、主人が購入するとかで、買う人と乗る人が違う場合がある」という。

前出の青木課長は、「これまでのユーザー層は50~60代が中心だったけど、年齢層の若返りも期待している。かわいらしさやかっこよさという基準も、年を重ねるごとにかわってくるもの。これまではダーク系のトーンが人気だったけど、意外とこのフレンチマカロンもアッパークラスに注目されると思う」とも話す。

「20代や30代、40代前半などは、『年上に見られたい』という気持ちがどこかにある。クルマで演出する場合などはそういう気持ちも出てくると思う。ところが50代や60代になると、逆に、子育てや家事に追われて抑えていた部分から解放されて、ピンクや黄色、パステル系を素直にチョイスする一面もある」(青木課長)

ピンク、ブルー、グリーン、イエロー、4色の春限定版ビュートが並ぶと、確かにマカロンのよう。50代60代にとって、この動くマカロン(受注生産)はどう映るか。価格は276万4800円。販売は2月24日から5月31日まで。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  4. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  7. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  8. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  9. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  10. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る